当院は10代の中学生や高校生の受診が多く、年代別でも当院に受診されるすべての患者層のなかで10代がいちばん多くなっています。

多くの整形外科の診療所では、高齢者の慢性的な膝や腰の痛みで受診という方が多いかもしれませんので、患者層の構成が異なっているかもしれません。

中学生や高校生はこの時期学年末テストを迎えます。栃木県の県立高校では今年については2月6日に特色選抜の入試を行うようですが、それに合わせて中学は学年末テストを行い、高校は特色選抜の日は休業でその1週後に学年末テストというところが多いように思われます。

さらに、私立大学の入試も2月に入ると本格化します。

整形外科の疾患は骨折など一部をのぞけば、急いで受診する必要のないものも多いので、高齢者であれば雨の日や寒い日は受診を控えたりしますし、国民的関心の高いオリンピックの金メダルがかかる人気競技や、当院では野球関連の受診が多いので日本シリーズ、高校野球の栃木県代表校の試合、WBCの日本代表の試合、さらには選挙の日などは受診が少なくなったりします。

同様に、学校の定期テストの時期は整形外科の受診よりもテスト勉強が大切ということになり、せっかく部活動がなく早く帰宅できるけれども整形外科への受診は控える、というケースが多いです。

入試についても、受験生本人はもちろんですが、受験生の弟や妹なども多くは保護者の車で来院するわけですが、やはり受験生を優先する傾向となるようで、受験生とその家族の受診も少なくなる印象です。

したがって、1年のなかではいちばん空いている時期になるのですが、学校の学年末テストの影響が大きいことから、2月中旬までは予約が取りやすい傾向になることが想定されます。

すでに進路が決まっている高校3年生については、自由登校になるかと思われますので、平日の日中の受診も可能と思われますので、そちらもご利用下さい。

3月になりますと、社会人の年度末で仕事が忙しくなったり、転勤で転居であったり職場の後片付けなどで腰痛や肩こりを訴える人が増えることもあります。

ということで、2月中の受診をおすすめします。