もともと当院周辺の大きな病院では、整形外科の手術を受けて退院した後に外来通院での運動器リハビリテーションを実施しづらい状況がありました。

新型コロナのオミクロン株の感染拡大を受けて、特に新型コロナの治療を行うような病院では、外来通院での運動器リハビリテーションは一層実施しづらいものと思われます。

当院では、病院で整形外科手術を受けた方の運動器リハビリテーションにも可能な限り対応いたします。

人工関節、靱帯再建手術後、関節鏡手術後、骨折の手術後といった方々がこれまでに当院でリハビリテーションを行ってきています。

手術を担当された整形外科の医師および入院中に運動器リハビリテーションを担当された理学療法士から紹介状を作成いただき、当院へお持ち下さい。

可能であれば、手術前後の画像データもお持ちいただければ幸いです。

高齢者の骨折後は、骨粗鬆症をベースに骨折の連鎖といった事態も懸念されるため、転倒予防・介護予防の運動療法と骨粗鬆症の治療を同時進行とすることも多いです。

認知症があって指示が入りにくい状況ではリハビリテーションが行えないこともあるなど、必ず希望に添えるとは限らないため、まずはご相談下さい。