現在当院では2024年春採用の理学療法士と医療事務・メディカルクラークを募集中で、書類の応募も受付中です。

9月9日も、理学療法士としての入職を考えている学生が当院の施設見学に来ました。

同級生もすでに就職活動としての施設見学をはじめているそうです。

当院では、施設見学だけでも歓迎します。応募するかどうかは見学をしてから考えていただくとして、病院にはないメリットをお伝えさせていただいています。

整形外科の手術後のリハビリをたくさん経験したいなら病院に就職でしょうけれども、病院は運動器とは限らず、脳神経疾患や呼吸器、循環器のリハビリを命じられる可能性もあります。

大きな病院は、運動器疾患の保存治療の経験を積みにくいことや、退院後は手術後の症例であっても外来通院では運動器のリハビリを行わない事例も少なからずあって、リハビリを最後まで経験出来ない可能性もあります。

クリニカルパスまたはクリティカルパスとも言いますが、手術後何週までにこれができるようにというような道筋が決まっていて、その通りにリハビリを進めていくという、病院での定型的なリハビリの進行をよしとするか、診療所でこまめに通院していただいてきめ細やかに丁寧にリハビリを行い、早めに結果を出すために自分の技術を磨いていくか、考え方はいろいろあると思います。

また、診療所は地域医療でもあり、治療とは別に予防的な運動指導も求められます。介護予防・転倒予防の高齢者から、ケガや故障を予防してスポーツを支障なく行っていただくように導くというのは、診療所ならではの仕事と思います。

野球経験者が自分の現役当時のケガや故障をきっかけに医療を志すというケースが、当院に通院中の方や、当院に就職するスタッフの中にも増えてきたように思います。

野球を通じて、次の世代の選手たちを治療し、故障を防ぎ、医療の重要性を理解してもらって、選手たちが学び次のステップを目指すように導くということも診療の一部と考えます。

病気を診るだけでなく、予防につながる知識の普及、啓発、人材の確保、地域への貢献もミッションと考えています。

是非、当院で一緒に仕事をしていただけるよう、理学療法士・医療事務・メディカルクラークとしてご応募いただけることを期待しております。