10月の開会式に先立ち、一部の競技でいちご一会とちぎ国体が始まりました。
医師会からの委託で、9月10日の小山市での水球競技の会場で院長が待機しました。
10月1日 開会式(宇都宮市)、10月7日 ウェイトリフティング(小山市)、10月29日 パラスポーツの車いすバスケット(小山市)で医務室待機をする予定です。
ケガ人や病人が出ることなく、安全に大会が進行することを祈念しております。
当院にはスポーツ選手が多く来院します。スポーツ専門の施設ではありませんが、医療の内容を評価されて多くの選手に来院いただいているものと自負しています。
湿布や痛み止めの内服を処方するだけ、電気治療を行うだけという施設とは異なり、エコーを用いた評価やエコー像を観ながらの注射、理学療法士による運動器リハビリテーションを行っています。
「骨は異常ありません」というばかりの施設とは異なり、エコー像を用いた評価に加えて、身体所見も確認するようにしています。
いわゆる「くちコミ」での来院も多く、下野市、宇都宮市、小山市はもちろん、県内各地や茨城県西部からの来院をいただいております。
那須町や那須塩原市から2時間近くかけて来院される方もいらっしゃいます。
近くて便利ということよりも、診療の内容によっては時間も交通費もかけて受診するという方がいるということです。
休診日は金曜日です。土曜は月に1-2回お休みをいただくことがあります。
日曜や祝日、木曜は診療を行っているのですが、休みと思い込んでいる方もいらっしゃいます。
祝日は曜日に準じて診療を行いますので、たとえば9月23日は金曜日のため休診ですが、9月19日は月曜日のため診療します。
スポーツ選手の治療の考え方は中高年~高齢者の治療にも応用され、運動器リハビリテーションが有効なことが多いです。
痛みが取れても、筋力が弱い、筋肉や関節が硬いなどの客観的な評価が残ることが多いです。
痛くないと治ったと勘違いされることも多いのですが、病状を説明し理解していただくことで、痛みの予防にもつながりますので、理学療法士や医師が終了というまでは、運動器リハビリテーションを継続することが望ましいです。
介護サービスよりも運動器リハビリテーションが重要という時期もあります。高齢者であってもリハビリテーションの可能性がありますので、どうぞご相談下さい。
これから本格的にスポーツの秋を迎えます。
もし運動器の異常を感じた場合は、まずは当院へ受診してみて下さい。