7月7日から栃木県の高校野球の選手権大会が開幕します。

当院には多くの高校球児が来院しますが、現在栃木県から21校、茨城県から1校の選手が通院中しています。

大会で活躍するためには、痛みをコントロールして関節周囲の機能改善を図る必要がありますが、もはやじっくりリハビリを行える時間がありません。

高校で野球を引退する3年生は野球人生の集大成であったりしますし、野球での大学進学を考慮するような3年生の場合には、やむを得ず、エコーガイド下のハイドロリリース注射を行うことがあります。

現在夕方は予約が取りにくい時間帯となっており、平日の日中に受診をしていただくことを強くおすすめしています。

注射を打ったり、リハビリをしてから登校している選手もいます。

ちょっと発熱とか、のどが痛いという場合に、内科受診をするために学校を遅刻することと、肩や肘が痛くて学校を遅刻することに本質的な違いがあるとは思わないのですが、運動器の痛みで学校を遅刻していけないという雰囲気があるような気がします。

敗退したら引退、という野球人生でもかなり重要な局面ですので、どうか平日日中に予約を入れて受診をしていただきますようお願いいたします。

混雑状況によっては、予約外での受診の受付を早めに切り上げることがありますので、予約を入れていただくようおすすめしています。